これは農水省から農薬として許可されたもので、対象作物以外の使用は認められていません。
また天敵生物の使用には、生態系への配慮から外へ逃がさないことが重要で、逃亡防止施設のない場所での利用はできません。
ご注文の際には必ず使用作物と使用施設の構造を備考欄に記載してください。
備考欄に記載の無い場合は、メーカーが出荷しませんので必ず記入をお願いいたします。
※こちらの商品はメーカーから直送いたしますので、 代引きでのお支払い、運送会社の指定はできません。
また、直送のため、配達ご希望日にお届けできない場合もございます。
あらかじめご了承ください。
アブラムシに寄生して増殖します。
【特徴】 1 コレトップから羽化したコレマンアブラバチが施設内のアブラムシに寄生して被害の増加を長期間抑制します。
2 コレマンアブラバチはアブラムシの探索能力に優れていて常にアブラムシを探して飛び回り、寄生します。
3 コレマンアブラバチの成虫は羽化後2〜3日で300頭のアブラムシに産卵(寄生)します。
4 アブラムシの体内で孵化したコレマンアブラバチはアブラムシの体内で内部組織を摂食して成長します。
5 その後コレマンアブラバチが蛹になるとアブラムシの腹が膨れて金色に変色します。
6 二世帯目の蛹は導入後約3週間後に現われ、気温にもよりますが3〜4週間で生活サイクルを形成します。
【対象作物】 イチゴ、きゅうり、トマト、スイカ、ピーマン、メロン等 【導入】 1 必ず施設内で使用すること。
屋外への逃亡を防ぐ防虫ネットを必ず使用してください。
2 アブラムシの発生に注意し、発生を確認してから導入する。
3 すでにアブラムシが多発生している場合は、天敵に影響の少ない薬剤を散布してください。
4 10アールあたり4〜8ボトル使用し、1週間後にさらに同量を、2週間後にも同量を導入すると効果的です。
(2世帯目が途切れることなく、発生します。
) 有効成分:コレマンアブラバチ羽化成虫250頭/1ボトル 対象害虫:アブラムシ類 対象作物:施設栽培野菜 使用量:4〜8本/10a 導入前の準備 1 施設開口部には防虫ネットを張りましょう。
側窓、天窓、出入り口などには害虫侵入防止用ネットを張りましょう。
2 施設内外の除草をしておきましょう。
施設の内外の雑草はダニや害虫の発生源になっています。
必ず除草をしておきましょう。
3 ペタットやリボンテープなどの粘着捕虫資材を用いてモニタリングをしておきましょう。
害虫の大量発生を防止するだけでなく、常に監視しておくことが大切です。
4 農薬の残効がないようにしておきましょう。
詳しくは「天敵生物に対する農薬の影響表」がございますので、ご希望の方はお申し出ください。
5 天敵生物が活動しやすい温度環境にしておきましょう。
天敵製剤は導入生物が活発に活動することで効果を発揮します。
コレマンアブラバチの活動最適温度は20〜25℃です。
導入生物が届いたら 1 輸送箱から取り出し、死滅などの有無をご確認ください。
万が一不都合状態でとどいた場合は至急当店まで連絡をお願いいたします。
2 これまで使用した農薬が天敵生物に影響しないか、「天敵生物に対する農薬の影響表」で再度確認しましょう。
3 到着後は速やかにすべて放虫し、使い切ってください。
万が一放飼が翌日になる場合は、容器を新聞紙に包んで乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で保管してください。
冷凍保管は絶対にしてはいけません。
コレトップの放飼方法 1.モニタリング結果を参照し、コレトップの放飼量や場所を決定します。
アブラムシ発生初期にコレトップの放飼方法をご確認のうえ、放飼しましょう。
2 アブラムシ発生株元にボトルを開封して静置します。
ブラムシの発生が点在している場合には、内容物を小皿などに分けて、アブラムシ発生場所付近に静置しましょう。
3.初回導入から約2〜3週間後にコレマンアブラバチのマミーを確認しましょう。
アブラムシの発生場所が増加していないか確認しましょう。
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商品詳細★
商品名 コレトップ 種類名 コレマンアブラバチ剤 製品規格 1ボトルあたり250頭 学名 Aphidius colemani (Viereck) 農林水産省登録 第20885号 これは農水省から農薬として許可されたもので、対象作物以外の使用は認められていません。
また天敵生物の使用には、生態系への配慮から外へ逃がさないことが重要で、逃亡防止施設のない場所での利用はできません。
ご注文の際には必ず使用作物と使用施設の構造を備考欄に記載してください。
備考欄に記載の無い場合は、メーカーが出荷しませんので必ず記入をお願いいたします。
なぜ面倒な天敵を利用するの? アブラムシは世代交代が早く、化学農薬に対する耐効性の獲得が早いので化学農薬の使用では限界があります。
効かなくなっていくことで次々と強い農薬が使用されてきたのが現状です。
新たに使用した農薬にも抵抗性を持つアブラムシが現われ、虫と薬の開発競争が繰り返されてきたのです。
これはアブラムシに限ったことではありませんが、特に施設栽培では残留農薬の問題や使用する生産者の被薬の問題も生じています。
病害虫対策には化学農薬だけに頼らない総合的な対策が必要です。
天敵利用は様々な制約もあり、これだけで解決できるものではありませんが、農薬や防虫ネット、粘着テープなどの総合的な対策の一つになっていくものと思います。